先週5月1日の朝、モーニングショーで「試算 年収の壁働き控は損? 世帯収入2億円の差」ってのをやってました。
これは東京都が出した試算なんだって。
A.妻が子供を産んでもそのまま会社を辞めず定年(一応65歳)まで勤めた場合と
D.妻が子供を産んだ時点で会社を辞めずっと専業主婦だった場合
の生涯の世帯収入を比べたもの。
この生涯世帯収入年金の差だよね、22歳から89歳まで67年間のうち、25年間は年金収入だもの。
この他、B.妻が再就職し年収の壁を超えて働き続けた場合、C.再就職ではなく年収100万でパート・アルバイトだった場合も試算してました。
AとDで差が出るの当たり前じゃん、、、今更何?
この放送ちょっと罠だなって思ったのは、夫婦が2人とも89歳まで生きた場合で試算しているってこと。
A.5億1000万円
B.3億8000万円
C.3億5000万円
D.3億2000万円
これね、AとDで1億9000万の差なんだけど、それよりAとBで1億3000万も差が出る方に驚いてって感じ。同じように働いても再就職がこんなに不利なの?ちょっとおかしくない?
でね、夫が例えば70位で早死にしちゃった場合の試算、して欲しかったなぁ。
何故か、、、
多分AとDの差が結構縮まるんじゃ無いかな。
それも収入ではなく所得にしたらなおさら、、、
何故か、、、、
だってね、Aの場合の遺族年金よりDの場合の遺族年金の方がきっと多いよね。
さらに遺族年金には税金がかからない、、これ大きいと思うんだよね。
共働きの場合夫婦2人で長生きしたらとってもお得(変な言い方だけど)。
でもどちらか一方が亡くなったら、収入はほぼ半減しちゃう。特に妻の方が夫と同じ程度稼いでいたらそれは顕著。
そして妻が70くらいで早死しちゃったら、、、もっと差は縮まるよね。というか今の日本共働きは男女ともに出世に対してリスクだから妻が家で家事をやって夫は仕事って方が出世して生涯賃金が多くなりがちだから逆転しちゃうかも、、、これもおかしい。。いや、これは仕方ないか。。
こんな世の中おかしいよね。働き損って思ってもおかしくないよ。
と???が増えた特集でしたよ。
まあね、共働き夫婦は共に仲良く長生きが一番。お互いを思い遣って幸せになりましょう!
<<トップの写真は国立武蔵丘陵公園のネモフィラ。もう終了って入り口には貼ってありましたけど、ちょこっとだけ残ってました。>>