60歳で引退ってもう贅沢な判断なのかな?

老後の希望は見えているのか?

バブル経験者の悲劇

60前後の世代って、バブル経験してきていて、お金使っても年収は右肩上がりに上がる経験してて、本当にやばいです。
その頃にバブルに乗っからず堅実に貯蓄に励んでいた方々は高金利のもと蓄財されていたんだと思うのですが、中にはその後の低金利時代、年収頭打ちという仕打ちについて行けず、預金取り崩したり借金したりって負のスパイラルに、、

かく言う私もそっち組。

自分の資産がようやくプラスになったのは結婚してから。

一番大きな要因は住居費ですね。独身時代よりちょっと広めの部屋に移り住みましたが、家賃は1.5倍くらい。やはり一人で払うより2人で払う方が楽ですよね。

食費も抑えられるようになったし、何より交際費(飲み会代)が爆減しました。

ライフスタイルの変化

ここで、出産、子育てが始まるのですが、私が育児休暇をいただいていた時代、収入補填って今よりずっと少なかったんです。確か6割くらいの保障だったと思います。それも一部は復帰して何ヶ月か就業を継続した後に支払われるというもの。

その頃に初めて家計の見直ししたんですね。で、相方の収入のみでいつまで耐えられるか?ってシミュレーションし娘が生後10ヶ月の時にマイナスになるねってことで育児休暇は8ヶ月で切り上げることにしましたよ。

仕事に復帰してからがまた浪費(?)の時代が始まります。

まずは保育園代、認可保育園には入れず無認可保育園に娘を預けての復職。やはり認可保育園より2、3割費用がかかります。

途中から近所の認可保育園に変更できたのですが、今度は迎えに行く時間が早くなってしまい、残業を一切せずに終業時刻に会社を出ても間に合うかどうか、、、という綱渡りになることから週3回ベビーシッターを雇いました。これが保育代より高い!

娘が年少組に上がった頃に会社の就業形態が少し変わったのでベビーシッターをやめ、終業時刻に打刻してダッシュの生活に。この頃保育園ママ仲間でお迎えピンチヒッターをお願いできるようになったのが救いでしたね。

そんなギリギリの保育園時代、やっぱりストレスも溜まっていて、その発散がテーマパーク通い(それもお泊り付き!)

蓄財なんてとてもとても、、、、

共働きって意味ある?って疑問に感じることも、、、

そんな中でチビチビ溜めていたMMFを元手に買ったのがオリエンタルランドの株だったんですけどね。この時にオリエンタルランド買ってなかったら、、、多分会社辞めてないです。というより辞められなかったでしょうねぇ。。。

子供が小学校に上がってからは、格段に子供関連の支出は減ったんですが、その頃からバブル時代の浪費習慣(!)が、、、

なんだろう、、何に使ってるかわからないのにほぼ自転車操業?

「節約」「倹約」という言葉は私の辞書にはありませんでした。

そんな生活を数年続けて「これじゃまずいよね」と思い始めて少しずつ支出の見直しを始めた頃にリーマンショック。これが一番きつかったかも。ボーナス出ないし給料上がらないし。

私の浪費癖もまだ完全におさまってなかったしね。

収入ダウンの罠

やっとボーナスが復活した頃、一次定年で年収2割ダウン。わかってたんです。年収減るって。

でもねそんなに急に支出を減らすってやっぱり大変。それでも以前よりは気をつけてたんですけどね。

そこに子供の学費と留学費用がダブルパンチです。学資保険では足りずボーナスはほぼ学費に消えていきました。

共働きでダブルインカムであっても結局入った分は出ていくのですね、、、、

それでもね。60歳定年でキッパリ会社を辞めたいと思い始めた時、凍結していた株式が心の支えになってくれました。(その頃でOLCと他の2銘柄(取得額150万)が600万くらいになってました。)

いざとなったら株を売って生活の足しにすればいいよね。

そんな安易な考えで私は60歳で会社を辞めたんですけどね。

2年前の私はなんて浅はかだったんだろう、、と今になって感じています。

まぁ共働きだから浪費できた、、、いやもとい、浪費家だから共働きするしかなかった私。退職決めてからやっと支出を見直すなんて遅すぎるでしょ・・・

もっと前に気づきたかったなぁ。

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まぁ気を取り直し、退職してからも失業給付を受けてる間はまだ実感なく、その後の住民税・健康保険料の請求書を目にしてから漸く「これじゃまずい!』って気がついたわけ。

”投資の勉強しなきゃ”

ほんと、遅いー!!

年金支給までの5年間の恐怖

でもね、ちゃんと節約して貯金していたとしても、ただ銀行に預けていただけなら60歳で会社を辞めるってやっぱり贅沢ですよね、、、

だってね。年金が満額支給されるまでの5年間。どうしたって預貯金を取り崩すしかないわけで、全くの無職だと本当に通帳の預金残高がみるみるうちに減っていくんですもの。

月に20万必要だとしたら年間240万、その5年分だから1200万円が減っていくわけ。これって65歳の年金支給開始時期にはいただいていた退職金まるまる?それ以上が消えていくことになりますね。

これって怖いよね。

これを読んでいる皆さまはもっと賢いと思うから、ちゃんと貯蓄して定年準備していると思うけど、まだ投資を始めていないなら60歳でも58歳でも遅くはないので投資を始めてみて下さいね。

その前にまずは節約、自分の家計収支を知ること、それと資産の洗い出し、これは必須。

そこから不要な支払い(サブスクとかいらないクレジットカードなどの年会費とか)を洗い出して少額でもいいから投資を始めることをお勧めしますよ。

今、あなたが30代、40代なら少額から始めても60歳になった時点ではきっと老後の支えになる資産が出来始めていると思います。

定年までにやるべきもう一つの事

それと仕事を65歳〜70歳まで続けていくためのモチベーションアップのために今すぐに取り組んで欲しいと思います。会社員であれば、会社の中での自分の居場所を上手く確保していく努力は必要ですね。

ものすごく必要な人材になるより、この人が居てくれると仕事が円滑に回るとか、職場の雰囲気が良くなるとか、そういう人材になるのもいいのだと思います。

性格的に無理ならやはり副業とかでしょうか。

個人事業主とかならペースダウンしながら長く働き続けるのもいいかなと思います。

でもね、会社を続けるモチベーションも副業する技術もないあなた、大丈夫です。

私自身は60で辞めた後、1年は無職状態でしたが「シルバー人材センター」に登録して本当にわずかですけど毎月一定額いただけるようになりました。

長時間通勤から解放されてストレスがものすごく減りましたよ。(ストレスが減ると浪費も減るんです。)

そうです。何も特技とかなくても働く方法はきっと見つかりますよ。

最後に一言

もしね、このブログを見ている若い女性がいたら伝えたいです。

共働きってストレスも多いし、まだまだ理解されなかったりするけど、60歳まで働いてて本当によかったと私は思っています。65歳から支給される予定の年金も多分一般男性会社員とそれほど差はなくいただけそうですし、何より自分のやりたいこと(趣味とか旅行)を自分の稼いだお金でやれるってこと。20代、30代と浪費はしましたが、それでもその時の経験や思い出は私の大切な財産だなって思ってます。

何よりそんな私を支えてくれた相方には本当に感謝ですね。

人それぞれですが、稼いでくれる旦那さまを見つけるより、稼ぐ自分を認めてくれるパートナーを見つけて欲しいなと。

あっ話が脱線しちゃいましたね。

ではこの辺で。

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