今や死語になりつつある「老後2,000万円問題」や「平均年金支給額」など、大抵は標準世帯で公表されますよね。
この標準世帯って夫婦2人子供2人。働き手は夫、妻はパートかアルバイトで3号被保険者。というパターン。
これって、本当に標準なのかなぁ、、、、
我が家は結婚してからずっと2馬力。子供が小さい時は確かに周りを見ると専業主婦やパートっていう人が多かったなぁ。
でもね、やっぱりこの4人家族を標準世帯と言い続けるのはやっぱりおかしいと思う。
これって女性の自立を無意識に妨げてる要因の一つじゃないかなって思う。
家事や育児に専念して家庭を守ることに関しては、それは大切なことだと思うけど、その妻(もしくは配偶者)に対して稼ぎ手はそれ相当の対価を支払ったらいいと思う。そして3号被保険者ではなく、ちゃんと年金も納めたらいいと思う。企業や国は年金免除とか手当の拡充ではなく、働ける環境や女性の意識教育に力を注いだらいいのに。
今の企業の態度や国の政策ってまだまだ追いついてないよね。女性を安価な労働力って思ってない?
正社員の男女の収入の格差ももう少し縮まってくれば、家事・育児は夫婦が協力して行い、理想は1:1くらいで2馬力、まぁ妊娠出産とか考えて1:0.8くらいの2馬力の世帯が増えてくるといいんだろうなぁ。。。
我が家はほぼ1:0.9くらいの2馬力だったのだけど、それなりに家事と育児は分担できていたと思うし、もう少しで年金受給者となる私としては、とにかく定年まで働いていてよかったなぁと年金通知便を見て思うんですよね。
だからね、若い世代の人たちには言っときたいんですよね。
標準世帯はあなた達のモデル世帯では無いですよ〜ってね。