三菱UFJ銀行が他行宛振込手数料を大幅値上げ
なんと窓口で他行宛に振り込もうとするとたった1000円の振込でも990円かかるようになるんだそうです。ATMでの振込も880円となります。実施は10月からとのこと。
ネットは据え置きですよ、ということで銀行としてはネットバンキングに移行して欲しいってことですよね。
銀行側の言い分もあるとは思いますよ。
店舗の維持費、窓口の人件費、現金を扱うことによって発生するセキュリテイ費用等々。
でも、なんだか世知辛いじゃないですか、、、
これに対して個人が対抗できることって、
「三菱UFJ銀行は使わない」って口座を解約しちゃうことくらいでしょうか。でもね、他のメガバンクも手数料をもっと上げてくるかもしれないし、現に三井住友銀行やみずほ銀行などは通帳発行を有料にして新規顧客はネットへ誘導し始めてますよね。
いつかは昔からの顧客もネットへ切り替えないと口座維持手数料取りますよ〜って時代になるんでしょうねぇ。
シニア世代とかネット弱者は生きづらい世の中に。
シニア世代をどう救う?
これはね、銀行というか国がやらなきゃいけないんじゃないかなぁ。
シニア世代にもっと積極的にネット利用を促す方法を考えなきゃいけないと思うんですよね。
ちょっと前だと70代後半位の後期高齢者世代の方々でスマホを持っている人って少なかったし、「私はガラケーで十分、不自由してませんよ。買い物は現金が一番安全」って方が多かったと思うのですよ。
でもね。3G回線が廃止されガラケーから仕方なくスマホに切り替えた方も多く、最近ではみなさんスマホを持ってらっしゃいますよね。
だからね、銀行とかが積極的にシニア層やネット苦手な方々向けに「スマホ教室」やったらいいんですよ。そこで丁寧にスマホの基本的な使い方と便利な使い方を教えて、さらにネットバンキングの設定やセキュリティ講座とかしてあげればいいんだと思うんです。
シニアこそネット活用を
銀行に限らず、特に地方で実店舗が減ってますよね。最寄りのスーパーまで30分以上歩かないと行けないとか銀行の店舗もどんどん統廃合されて近くの店舗がどんどん無くなっていますし、増えるのはドラッグストアとコンビニでしょうか?
ATMを置いているコンビニが銀行がわりに使えるとはいえ、手数料が発生したり使い方がわからなかったり。だからこそシニアにはネットを活用して生活を豊かにしてほしいなって思うのです。
買い物もネットスーパーを利用すれば重い飲料水とかお米とか自分で持って帰らなくて済みますよね。
課題はセキュリティ
そうなるとやっぱり課題はセキュリティ対策だと思うんですよね。
フィッシングも怖いですし、IDとパスワードの管理も複雑になってしまうと使いづらいしね。
そうですねぇ、スマホの生体認証がもっと使いやすく安全になるといいんだろうなぁ。音声認識で生体認証できたりすると便利なのかも。
究極は人体埋込チップなんですかねぇ、、、でもそれはそれで怖いけど。
そしてシニア層で考えなきゃならないのが認知機能の低下。
私自身、時たま物忘れするようになってきたし、いつか検査した方がいいんだろうなぁって思ってますけどね。
認知症とかになった場合に、自分の財産をどう守るかっていうのも考えなきゃ行けないよね。
銀行口座をネットに移行していくと、自分に何かあったときに残された家族が口座をちゃんと管理できるよう考えておいた方が良さそうです。
この辺は終活として私のこれからの課題ですね。