来週の通勤のお供にって思いながら、一気読みしちゃいました。
写真は以前お世話になった先生のお宅のスタインウェイ。
軽い気持ちでピアノを再開した私でしたが、そんなド下手な私のピアノを辛抱強く聞いて下さり、音楽の世界を拡げて下さった先生でした。
話が逸れましたね。
この羊と鋼の森は一人の高校生が体育館のピアノを調律師が調律するのを見て、調律師になるところから始まります。
読みながら思い出しました。
小学生の頃、我が家にも年に1回調律師が来てくれていました。
学校に行っている間に、終わってしまう事もあったので自分が記憶に残っているのはタイプの違うお二方。
一人は、黙々と調律した後、何曲かを華麗に弾いて帰って行く方で、母は、このピアノもこんな素敵な曲を弾いてもらえて喜んでいるわねと言ってましたっけ、、練習嫌いな私は、いつもつっかえながらたどたどしく弾く事しか出来なかったから。
で、その方から引き継いだ方は自分では弾かず、調律し終わると、私に何か弾いてみてと言い、世間話をした後帰って行く方でした。
調律師でもピアノの上手な方と自らは弾かない方といるんだなぁと思ったのでした。
私の住んでいた地方は夏は蒸し暑く、冬は雪深い場所でしたので、1年経つと音が狂い、弾いても出なくなるキーが必ず1音か2音出て来てしまう状態でしたので、調律師様々でしたね〜
自分の腕が未熟な事がとても申し訳なく思えましたよ。
今でも実家にはそのピアノが残っていますが、弾き手もなく、調律もされず、少し可哀想かも。
あっこの小説の紹介じゃなくなっちゃいましたね。
小説読むの面倒って方は、6月から上映される映画をどうぞ。
私としては、映画見る前に、読めて良かったと。
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